運行日報と配送ステータスをスマートフォンから登録し、拘束時間・配送進捗を運行管理者と共有する

従業員数50名以下の運送会社や物流倉庫で、ドライバーがスマートフォンから運行日報と配送状況を報告する活用方法です。2024年4月からトラック運転者の時間外労働の上限規制と改正改善基準告示が適用され、運送会社には拘束時間や休息期間を継続的に確認できる管理体制が求められています。紙の日報、LINE、電話、Excelに分散していた情報をまとめ、運行管理者が配送進捗、荷待ち時間、作業時間、点呼記録を確認しやすい状態をつくります。ドライバーは荷積み、出発、到着、荷下ろし完了などの状況をスマートフォンから選択し、事務所へ戻ってから同じ内容を書き直す作業を減らします。

この活用例の要点

ドライバーが運行日報、配送ステータス、荷待ち時間、走行距離、点呼結果をスマートフォンから登録し、運行管理者が配送進捗と拘束時間を確認します。

利用シーン
運行日報、配送進捗管理、動態報告、拘束時間管理、荷待ち時間管理、点呼記録、庸車の運行状況共有、荷主からの問い合わせ対応
主な機能
スマートフォン入力、ドライバー・車両・荷主・配送先との関連データ管理、配送ステータス管理、日時・数値項目の登録、一覧・検索・絞り込み、集計・グラフ、写真・添付ファイル管理、アクセス制限、項目の追加・変更、データ出力

導入前と、@pocketでの改善イメージ

導入前の課題

  • ドライバーが帰社後に紙の運行日報へ出発時刻、到着時刻、走行距離、休憩時間、荷待ち時間を書いており、業務終了後の事務作業が発生している
  • 荷積み、出発、到着、荷下ろし完了などの配送状況をLINEや電話で報告しているため、運行管理者が車両ごとの最新状況を一覧で確認できない
  • 荷主から配送状況を聞かれるたびに、事務担当者や運行管理者がドライバーへ電話し、現在地や到着見込みを確認している
  • 紙の日報を事務担当者がExcelへ転記し、運転時間、休憩時間、荷待ち時間、作業時間、拘束時間を月末に集計している
  • 点呼記録、運行日報、車両情報、荷主情報、配送先情報が別々の紙やExcelで管理され、確認時に複数の資料を探している
  • 自社便と庸車の報告方法が統一されておらず、配車担当者が電話、メール、LINEの履歴から配送進捗を確認している
  • 日報の未提出や入力漏れを把握するため、運行管理者がドライバーへ個別に確認している

@pocketで実現すること

  • ドライバーが乗務前の点呼後にスマートフォンから対象車両、運行日、配送ルート、荷主、配送先、積載物を選択し、運行記録を開始する
  • 荷積み、出発、到着、荷下ろし完了、休憩、待機などの場面でステータスを選択し、日時、場所、備考を登録する
  • 荷主先や配送先で待機が発生した場合は、待機開始時刻、待機終了時刻、待機理由、対象となる荷主や配送先を登録する
  • 運行終了時に走行距離、給油量、高速道路利用、異常の有無、事故・ヒヤリハット、車両の不具合、終業点呼の結果を登録する
  • 運行管理者がパソコンからドライバー別、車両別、配送ルート別のステータスを確認し、到着遅延や長時間の待機が発生している運行をフォローする
  • 始業時刻、終業時刻、休憩時間、待機時間、荷役時間などの登録データをもとに、ドライバーごとの拘束時間を確認できる管理方法を設計する
  • 事務担当者が日別、月別、ドライバー別、車両別、荷主別の運行実績を一覧やグラフで確認し、紙の日報からExcelへ転記する運用を見直す
  • 庸車を含めて運行状況を共有する場合は、利用者ごとの入力方法と閲覧範囲を整理し、自社便と協力会社の情報を必要な範囲で確認できるようにする
ドライバーがスマートフォンから荷積み、出発、到着、荷下ろし完了を報告し、運行管理者が配送進捗と拘束時間を確認する活用イメージ
ドライバーが運行中の節目で配送ステータスと時刻を登録し、運行管理者が車両別の進捗、待機時間、日報の提出状況を確認します。 ※掲載画像は活用イメージであり、実際の画面とは異なります。

便利になるポイント

帰社後の紙日報への記入を減らす

ドライバーが配送の区切りごとにスマートフォンから情報を登録します。運行終了後は不足項目を確認するだけにし、現場で報告した内容を紙へ書き直す作業を減らします。

配送ステータスを運行管理者と共有

荷積み、出発、到着、荷下ろし完了などの状態を一覧で確認できます。運行管理者はドライバーへ電話する前に、登録済みの配送状況を確認できます。

荷主からの問い合わせに回答しやすい

荷主、配送先、担当ドライバー、車両、現在のステータスを関連付けます。事務担当者は運行管理者やドライバーへ毎回確認せず、共有された情報をもとに回答しやすくなります。

Excelへの転記と月末集計を見直す

スマートフォンから登録された運行データを一覧やグラフで確認します。日報を見ながら別のExcelへ同じ内容を入力する二重管理を減らします。

拘束時間を確認するための情報を集約

始業、終業、休憩、待機、荷役などの時刻を同じ運行記録へまとめます。拘束時間の確認に必要な情報を、紙の日報や点呼記録から探す負担を軽減します。

長時間の荷待ちや遅延を把握

待機開始時刻、終了時刻、荷主、配送先、理由を記録します。長時間の荷待ちが発生している運行や、到着が遅れている配送を確認しやすくします。

小規模な運送会社でも始めやすい料金

@pocketのライトプランは1ユーザー月額300円、最低5ユーザーから利用できます。30ユーザーの場合、基本料金は月額9,000円です。利用するアプリ数、レコード数、必要なオプションを確認したうえでプランを選択します。

大手ノーコードツールより基本料金を抑えやすい

kintoneはライトコースが1ユーザー月額1,000円、スタンダードコースが1ユーザー月額1,800円で、最低10ユーザーからの契約です。30ユーザーで単純比較した場合、@pocketライトプランの基本料金は月額9,000円、kintoneライトコースは月額30,000円です。ただし、利用できる機能や容量、拡張性は異なるため、料金だけでなく必要な運用要件も比較する必要があります。

活用の進め方

  1. 現在使用している運行日報、点呼記録簿、配車表、配送進捗表、拘束時間の集計用Excelを確認し、重複している入力項目を整理する
  2. ドライバー、車両、荷主、配送先、配送ルート、庸車会社などの基本情報を登録する
  3. 荷積み、出発、到着、荷下ろし完了、休憩、待機、運行終了など、ドライバーが選択する配送ステータスを設定する
  4. 運行日、始業・終業時刻、走行距離、待機時間、荷役時間、休憩時間、給油、点呼、車両異常などの日報項目を設定する
  5. ドライバーが実際の運行でスマートフォン入力を試し、運転中の操作を避けながら、安全に入力できるタイミングと項目数を確認する
  6. 運行管理者が配送状況、未提出の日報、長時間の待機、到着遅延を確認する一覧を用意する
  7. 日別、月別、ドライバー別、車両別、荷主別の集計を確認し、従来のExcel集計と照合してから運用を切り替える
  8. 30日間の無料体験で一部の車両や配送ルートから試し、ドライバーと運行管理者の操作負担を確認して本格運用の範囲を決める

活用イメージ

実際の利用場面を、イメージ図とあわせて紹介します。

トラックドライバーが安全な停車中にスマートフォンから荷積み、出発、到着、荷下ろし完了の状態を登録する様子※掲載画像は活用イメージであり、実際の画面とは異なります。

配送の区切りでステータスと時刻を登録

ドライバーが安全な停車中にスマートフォンを操作し、荷積み、出発、到着、荷下ろし完了などの状態を選択します。待機が発生した場合は開始時刻、終了時刻、理由も登録し、運行終了後に同じ内容を紙の日報へ書き直す作業を減らします。

  • スマートフォンから選択中心で入力
  • 配送ステータスと登録時刻を共有
  • 荷待ち時間と発生理由を記録
運行管理者がパソコンでドライバー別の配送ステータス、到着遅延、荷待ち時間、拘束時間を確認する様子※掲載画像は活用イメージであり、実際の画面とは異なります。

配送進捗と運行日報を同じ情報から確認

運行管理者がドライバー別、車両別、配送ルート別の進捗を確認します。長時間の待機、到着の遅れ、日報の未提出を把握し、必要なドライバーへ連絡します。事務担当者は登録済みデータから日別や月別の運行実績を確認します。

  • 車両ごとの配送状況を一覧で確認
  • 長時間の待機や遅延を把握
  • 拘束時間の確認に必要な情報を集約

利用する機能・関連プラグイン

スマートフォン入力ドライバー・車両・荷主・配送先との関連データ管理配送ステータス管理日時・数値項目の登録一覧・検索・絞り込み集計・グラフ写真・添付ファイル管理アクセス制限項目の追加・変更データ出力

よくある質問

ITが苦手なドライバーでも運行日報を入力できますか?

はい、入力項目を絞り、荷積み、出発、到着、荷下ろし完了などを選択する運用にすれば、スマートフォン操作に慣れていないドライバーも使いやすくできます。実際の車両や配送ルートで無料体験を行い、文字入力を減らせる項目構成を確認することが重要です。

ドライバーの現在位置をGPSで自動取得できますか?

標準機能だけで継続的なGPS動態管理ができるとは断定できません。位置情報の自動取得、地図表示、走行ルートの記録が必要な場合は、対応するプラグイン、外部サービス連携、またはカスタマイズの確認が必要です。

運行日報から拘束時間を自動計算できますか?

始業、終業、休憩、待機、荷役などの時刻を登録し、拘束時間を確認する運用は検討できます。ただし、改善基準告示に沿った例外判定や複雑な時間計算まで自動化する場合は、計算仕様を整理し、プラグインまたはカスタマイズの確認が必要です。

荷主からの問い合わせに対して配送状況を確認できますか?

はい、荷主、配送先、担当ドライバー、車両、配送ステータスを関連付けることで、事務担当者や運行管理者が登録済みの最新状況を確認できます。荷主へ画面を直接公開する場合は、閲覧権限や外部共有方法の確認が必要です。

kintoneと比べて料金はどのくらい違いますか?

@pocketライトプランは1ユーザー月額300円、最低5ユーザーから利用できます。30ユーザーでは月額9,000円です。kintoneライトコースは1ユーザー月額1,000円、最低10ユーザーで、30ユーザーでは月額30,000円です。いずれも税別の基本料金による単純比較であり、アプリ数、容量、拡張機能、サポートなどの条件は異なります。

この活用方法を自社で実現したい方へ

業務内容を伺い、アプリ構成や必要なプラグイン、カスタマイズをご案内します。

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