「顧客管理ツール(CRM)ってよく聞くけど何?」
「CRMシステムは使った方が良い?」
「CRMシステムはどれを使ったら良いの?」
顧客を管理したい時、システムの導入を考えたことがある方はいるでしょう。しかし、顧客管理ツールを提供している企業は多数あるため、選択に迷う方も多いのではないでしょうか。
本記事では料金や機能の特徴から、顧客管理ツールを24個それぞれ比較しやすいように紹介しています。また、顧客管理ツールを選ぶ時のポイントや気をつけるべきことも詳しく解説しています。
この記事を読むことで多くのCRMから自社にあったツールを導入でき、効率的な顧客管理を実現できるでしょう。
自社に合った顧客管理ツールを探している方は是非この記事をご覧ください。
目次
- 1 そもそも「顧客管理ツール(CRM)」とは
- 2 【徹底比較】おすすめの顧客管理(CRM)システム24選
- 2.1 @pocket
- 2.2 Microsoft Dynamics 365 Sales
- 2.3 Sansan
- 2.4 b→dash
- 2.5 Knowledge Suite
- 2.6 Freshsales
- 2.7 HubSpot CRM
- 2.8 Customer Rings
- 2.9 Synergy!
- 2.10 SugerCRM
- 2.11 Kintone
- 2.12 SATORI
- 2.13 eセールスマネージャーRemix
- 2.14 Salesforce Cloud
- 2.15 GENIEE SFA/CRM
- 2.16 ネクストSFA
- 2.17 チャネルトーク
- 2.18 FastHelp5
- 2.19 Kairos3 SFA
- 2.20 Mazrica Sales
- 2.21 coorum
- 2.22 Zendesk
- 2.23 Beerfroth
- 2.24 クラウドサービスサスケ
- 3 顧客管理ツールを利用する3つのメリットとは
- 4 顧客管理ツールを選ぶポイント
- 5 顧客管理のツールを導入する時に気を付けること
- 6 顧客管理ツールを導入しよう
そもそも「顧客管理ツール(CRM)」とは
CRM(顧客関係管理)ツールは、顧客とのつながりを強化するための重要な手段です。個人情報の管理や購入履歴、問い合わせ履歴の追跡を通じて、マーケティングや営業プロセスを最適化できます。
CRMツールの機能としては、「顧客情報管理機能」・「営業活動管理・支援機能」・「情報共有機能」・「分析・レポート機能」が挙げられます。
ツール導入の目的は、顧客との取引状況を一元的に管理し、その情報を活用して顧客のニーズや動向を理解し、最適な顧客対応を実現することです。
【徹底比較】おすすめの顧客管理(CRM)システム24選
顧客管理(CRM)とは、顧客情報を一元管理できるシステムです。
顧客管理システムはいくつかあり、料金や機能の面、特徴などそれぞれ異なります。以下内容を参考にして、自社にあったシステムの導入を検討してみましょう。
@pocketは、ノーコードで企業のニーズに合わせた業務システムを構築できるクラウドサービスです。テンプレートをダウンロードし、特別な知識やスキルは必要なく、組み合わせるだけでシステムを作成できます。
また、APIが公開されており、CRMなど他社サービスや既存サービスとの連携が可能です。
クラウドソフトのため、どこからでも接続できます。テレワークを推進する企業や外出先でも利用可能です。
集計と分析機能があり、グラフや表で業務関連情報を視覚的に把握できます。さらに、フリーダイヤルやメールによる無料サポートも提供されており、気軽に質問できます。
費用面では、どのプランでも初期費用は共通して無料に設定されている上に、月額がリーズナブルになっています。
出典:業務アプリ作成ツールの@pocket (アットポケット)|株式会社 アイアットOEC
参照:https://at-pocket.com/
サービス名 | |
---|---|
初期費用 | 0円 |
月額(1ユーザー) | ライト/300円・スタンダード/500円・プロフェッショナル/700円 |
特徴 | 安い・簡単 |
運営会社 | 株式会社アイアットOEC |
Microsoft Dynamics 365 Sales
Microsoft Dynamics 365 Salesを利用することで、個人のスキルや経験に依存することなく、一貫した営業戦略を確立できるメリットがあります。AIが営業活動を分析し、顧客ニーズを把握するため、効果的な営業活動が可能です。
Microsoft Dynamics 365 Salesの導入により、組織全体での売上増やリスク軽減が期待できます。さらに、営業経験が浅い社員でも、直感的に操作できるユーザーインターフェースが特徴であり、導入後もすぐに業務に取り組めます。
出典:Dynamics 365 Sales へようこそ|Microsoft Corporation
参照:https://learn.microsoft.com/ja-jp/dynamics365/sales/overview
出典:Sales の価格 – プランを比較する | Microsoft Dynamics 365
参照:https://dynamics.microsoft.com/ja-jp/sales/pricing/
サービス名 | Dynamics 365 for Sales |
---|---|
初期費用 | なし |
月額( 1ユーザー) | Professional/8,125円 |
特徴 | Officeアプリとの連携が可能 |
運営会社 | Microsoft Corporation |
Sansan
Sansanでは、名刺データを会社や個人ごとに自動的に集約します。これにより、打ち合わせのメモや議事録を関連付けることができ、過去のやり取りや他の社員による情報も蓄積され、社内で統合的に管理できます。
また、人事異動ニュースやビジネス関連ニュースを自動的に受け取ることも可能です。
価格に関してはそれぞれの課題や悩みに合わせてのプランの提供となり、具体的な金額は掲載されていませんが、企業ホームページでの見積もりが可能となっています。
出典:営業DXサービス|Sansan株式会社
参照:https://jp.sansan.com/
サービス名 | Sansan |
---|---|
初期費用 | 問い合わせが必要 |
月額 | 企業規模や用途に合わせて用意(オプションあり) |
特徴 | 国内シェア率が高い名刺管理ツール |
運営会社 | Sansan株式会社 |
b→dash
b→dashは、ユーザーデータ、広告データ、購買データなどマーケティングプロセスに必要な全てのビジネスデータを取得から活用までカバーします。
ノーコードでデータの統合や加工ができ、プログラミングの知識がなくても、直感的な操作が可能で、マーケターを含む誰もが簡単にデータを扱えます。
「データパレット」技術により、SQLを使わずにGUIでデータを操作できます。約18の必要な機能がオールインワンで提供され、1,500以上のテンプレートがあり、データ加工や統合を簡単に行えます。
出典:業界シェアNo.1 データマーケティングツール|株式会社データX
参照:https://bdash-marketing.com/
サービス名 | b→dash |
---|---|
初期費用 | 問い合わせが必要 |
月額 | 問い合わせが必要 |
特徴 | 約18のオールインワン機能 |
運営会社 | 株式会社データX |
Knowledge Suite
Knowledge Suite(ナレッジスイート)は、グループウェア、SFA/CRM、問い合わせ管理、集計・分析ツール、他システムとのデータ連携など、複数の機能を統合して提供しています。
データの蓄積量に応じた従量課金型で、アカウント数に制限はありません。
動的可視化を利用すると、特定のメンバーに鍵をかける必要がなく、各メンバーには必要な情報のみが表示されます。また、備わっている中で不要な機能は非表示にするなど、自由にカスタマイズできます。
出典:Knowledge Suite(ナレッジスイート)SFA / CRMツール【公式】|ブルーテック株式会社
参照:https://www.bluetec.co.jp/knowledgesuite/
出典:料金 | Knowledge Suite
参照:https://www.bluetec.co.jp/knowledgesuite/service/price.html
サービス名 | Knowledge Suite |
---|---|
初期費用 | なし |
月額 | グループウエア/10,000円・SFAスタンダード/50,000円・プロフェッショナル/80,000円 |
特徴 | ユーザー数無制限 |
運営会社 | ブルーテック株式会社 |
Freshsales
Freshsalesは、freshworksのサービスの1つです。このサービスでは、デフォルトで電話とメールの機能が組み込まれています。操作画面からワンクリックでターゲットに電話をかけたり、メールを送信したりできます。
会話内容は自動的にログに記録されるため、販売に集中できるでしょう。また、システムが確度の高い見込み客の行動を自動検知し、リードスコアとして表示されます。
メールの動向もリアルタイムでの把握が可能で、開封やクリックに対する通知が送られてくるようになっています。
出典:あなたのビジネスに最適なセールスCRMソフトウェア|Freshworks Inc.
参照:https://www.freshworks.com/jp/crm/sales/
出典:価格とプラン|Freshsales
参照:https://www.freshworks.com/jp/crm/pricing/
サービス名 | Freshsales |
---|---|
初期費用 | なし |
月額(年間一括払いの場合)(1ユーザー) | FREE/0ドル、Growth/15ドル、Pro/39ドル、Enterprise/69ドル |
特徴 | 無料プラン・トライアルあり |
運営会社 | Freshworks Inc. |
HubSpot CRM
HubSpotは、詳細なレポートにより、営業チームの活動、生産性、個人成績を把握し、売上目標の達成状況を把握できます。
営業チームの規模に関係なく、最大100万件のコンタクトを登録可能で、ユーザー数とストレージ容量は無制限です。業務自動化ツールを利用すれば、営業プロセスの効率化が可能で、営業部門は本来の活動に専念できます。
無料で提供されるミーティングのスケジュール設定やウェブチャット、Eメールテンプレートなどの機能を活用すれば、潜在顧客との関係も構築し易くなるでしょう。
出典:無料のCRMツールで顧客管理を効率化|HubSpot Japan株式会社
参照:https://www.hubspot.jp/products/crm
サービス名 | HubSpot |
---|---|
初期費用 | なし |
月額(企業単位~大規模企業向け) | Professional/96,000円・Enterprise/432,000円 |
月額(個人~小規模チーム向け) | 無料ツール/0円・Starter/1,800円・Professional/96,000円 |
特徴 | サポートが充実 |
運営会社 | HubSpot Japan株式会社 |
Customer Rings
Customer Ringsは、蓄積されたデータを活用し、個々の顧客と対話できます。分析結果のグラフをクリックすることで、顧客一覧を抽出し、顧客カルテや購買履歴を確認して顧客を深掘りすることが可能です。
顧客の行動や感情を把握し、感情の変化を可視化します。複数のカスタマージャーニーマップを比較し、顧客の動向の違いを確認できます。
要望に合わせてのプランの提供であり、費用面はそれぞれ異なります。費用に関しては、企業ホームページより見積りをしてみましょう。
出典:カスタマーリングス|CRM/MAツールから進化した統合プラットフォーム|株式会社プラスアルファ・コンサルティング
参照:https://www.customer-rings.com/
サービス名 | Customer Rings |
---|---|
初期費用 | 問い合わせが必要(環境構築・操作トレーニング・初期アクション設定支援) |
月額 | 顧客データ件数やオプションにより異なる |
特徴 | 感情の見える化 |
運営会社 | 株式会社プラスアルファ・コンサルティング |
Synergy!
Synergy!は、多彩な機能を組み合わせ、あらゆるコミュニケーションを可能にします。一般的なメール配信から複数チャネルを活用した高度なマーケティングまで、多岐にわたる施策を展開できます。
クライアント証明書をインストールしたPCからのみアクセス可能なセキュリティのため、安心して個人情報を扱えるでしょう。
また、使いやすいインターフェースと無料の有人サポート、有償の活用支援サービスなど、サポート体制が整っています。
出典:Synergy! – CRM・顧客管理システム|シナジーマーケティング株式会社
参照:https://www.synergy-marketing.co.jp/cloud/synergy/
出典:料金 | シナジーマーケティング株式会社
参照:https://www.synergy-marketing.co.jp/cloud/synergy/pricing/
サービス名 | Synergy! |
---|---|
初期費用(税別) | 118,000円 |
月額(データベース / 基本機能) | 15,000円 |
特徴 | 直観的に使いやすい管理画面ではじめ易い |
運営会社 | シナジーマーケティング株式会社 |
SugerCRM
SugarCRMは使いやすいユーザーインターフェースが特徴のため、ITに不慣れなスタッフでも操作しやすいでしょう。
規模に関わらず導入可能で、コールセンターや営業支援、モバイルアクセスなどの機能が一つにまとめられています。
営業業務の自動化により、営業担当者の負担を軽減し、効率的な業務の実現が期待できます。
オープンソースであるため、導入ハードルが低くく、カスタマイズの自由度も高い人気のツールです。世界中で利用されており、それぞれに合わせたカスタマイズができます。
出典:#1 Rated CRM Platform | CRM Software & Tools|SugarCRM Inc.
参照:https://www.sugarcrm.com/jp/
サービス名 | SugerCRM |
---|---|
初期費用 | 問い合わせが必要 |
月額(ドル表示のため変動あり) | market/1,000ドル、sell/19ドル、serve/80ドル |
特徴 | 世界中にユーザーが存在 |
運営会社 | SugarCRM Inc. |
Kintone
業務アプリの作成は、Kintoneの特徴です。日報や顧客管理、売上管理など、様々なアプリを容易に作成できます。
Kintoneの業務アプリには、データの集計や閲覧、コミュニケーション・チャット機能、情報共有、外部サービスとの連携、カスタマイズなどが備わっています。
チーム内でのコミュニケーションや情報共有も円滑に行えます。また、外部サービスとの連携やカスタマイズも可能で、業務効率化や使いやすさの向上に役立つでしょう。
出典:kintone(キントーン)- あなたの「その仕事に」|サイボウズ株式会社
参照:https://kintone.cybozu.co.jp/
出典:料金|サイボウズ株式会社
参照:https://kintone.cybozu.co.jp/price/
サービス名 | Kintone |
---|---|
初期費用 | なし |
月額(1ユーザー) | ライト/780円、スタンダード/1,500円 |
特徴 | 1ユーザー単位・1か月ごとの契約更新可能 |
運営会社 | サイボウズ株式会社 |
SATORI
SATORIはリードジェネレーションにおいて強力な存在です。マーケティングオートメーションの導入は様々な理由から行われますが、SATORIは「集客不足」に悩むユーザーを支援し、メールアドレスのない匿名訪問者も正確に特定します。
外部のデータを活用し、新たなリードを生み出します。メールだけでなくディスプレイ広告やウェブチャットなど多様な接点から顧客を育成可能です。
従来のメールマガジン中心のアプローチでは顧客育成の限界がありますが、様々な接点を活用し、見込み客へのマーケティング活動を促進します。
出典:マーケティングオートメーションツール SATORI|SATORI株式会社
参照:https://satori.marketing/
サービス名 | SATORI |
---|---|
初期費用 | 300,000円(税別) |
月額(年間契約) | 148,000(税別) |
特徴 | 「集客不足」に対応 |
運営会社 | SATORI株式会社 |
eセールスマネージャーRemix
eセールスマネージャーRemixはデータの重複登録や資料作成時間を削減させ、業務効率化を実現し、リアルタイムで情報共有できます。営業担当者が使いやすく、報告が簡単にできることは、情報の蓄積に欠かせません。
eセールスマネージャーRemix は、営業現場での使いやすさを重視し、スマートデバイスでの活用や工数の最小化に焦点を当てています。
顧客管理や営業活動の方法は業種や企業規模によって異なりますが、最適なCRM/SFAの設計・環境を提案し、専任の定着支援チームが導入から定着、活用までサポートします。
出典:営業部のDXなら定着率95%のCRM/SFA、eセールスマネージャー|ソフトブレーン株式会社
参照:https://www.e-sales.jp/
出典:料金 | ソフトブレーン株式会社
参照:https://www.e-sales.jp/price/
サービス名 | eセールスマネージャーRemix |
---|---|
初期費用 | なし |
月額(30名以下) | スタンダード/3,500円 |
(31名以上) | スケジュールシェア/3,000円、ナレッジシェア/6,000円、スタンダード/11,000円 |
特徴 | 人数や導入規模に合わせた料金プラン |
運営会社 | ソフトブレーン株式会社 |
Salesforce Cloud
Salesforce Cloudの導入により、営業活動に関する情報を一元管理でき、顧客情報や商談進捗などが効率的に管理されます。これにより、営業効率が向上し、見込み客の発見や営業アシスト、AIによる顧客分析などが可能です。
営業部全体の営業履歴が蓄積され、個々の社員の結果が分析されるため、営業成績の向上や属人化防止にもつながります。さらに、いつでも情報を確認できるため、教育コストも削減されます。
社員の活動状況や成果が可視化されることで、公平な評価やモチベーション向上にも貢献できるでしょう。
出典:営業支援ソフトウェア(SFA)Sales Cloud – セールスフォース・ジャパン|株式会社セールスフォース・ジャパン
参照:https://www.salesforce.com/jp/products/sales-cloud/
サービス名 | Salesforce Cloud |
---|---|
初期費用 | なし |
月額(税抜) | Starter/3,000円、Professional/9,600円、Enterprise/19,800円、Unlimited/39,600円、Einstein 1 Sales/60,000 円 |
特徴 | 5つの料金プラン |
運営会社 | 株式会社セールスフォース・ジャパン |
GENIEE SFA/CRM
GENIEE SFA/CRMは、顧客情報をGENIEE SFA/CRMに集約することで、営業効率が向上します。
営業行動や提案内容を可視化し、徹底的に管理することで、目標達成の進捗状況が把握できます。
マネージャーも複数のツールで管理されていたデータを一元管理でき、業績向上のためのボトルネックが解消されるでしょう。GENIEE SFA/CRMとGENIEE MAの連携により、見込み客の発掘が効率化され、アポイント数の増加や売上向上につながります。
出典:営業管理ツール顧客管理ツールならGENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)|株式会社ジーニー
参照:https://chikyu.net/
出典:料金プラン | 営業管理ツール顧客管理ツールならGENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)
参照:https://chikyu.net/price/?link=globalNav
サービス名 | GENIEE SFA/CRM |
---|---|
初期費用 | なし |
月額(税抜) | スタンダード/29,000円、プロ/49,800円、エンタープライズ/98,000円 |
特徴 | 1ユーザーごとで追加可能 |
運営会社 | 株式会社ジーニー |
ネクストSFA
ネクストSFAは、誰でも使い易い画面設定となっています。また、設定(ノーコード)だけで文言変更や項目の作成が行えるため、複雑な初期設計が必要なく元の管理方法に近づけることができます。
必ず1名以上の専任担当者がつき、最初の構築からデータ移行、ユーザー説明会までサポートしてもらうことが可能です。
SFAは、会計やチャットなど様々なサービスと連携しています。そのため、二重入力をする必要がなく、業務効率化につながります。
サービス名 | ネクストSFA |
---|---|
初期費用 | なし |
月額(税抜) | 50,000円(10ユーザー分) |
特徴 | 専任担当者が必ず1名つくサポート体制 |
運営会社 | 株式会社ジオコード |
チャネルトーク
顧客のフィードバックに基づいて開発され、わかりやすい構造になっています。シナリオごとに自動的に問い合わせカテゴリとタグを設定し、ページごとにチャットボットのシナリオを選択できます。
改善点を示す統計機能は、リアルタイムで顧客の満足度やサポート状況を確認することが可能です。グラフ化されたデータは見やすく、サポート体制の改善点を明確に把握し、顧客ロイヤルティを向上させる助けになります。
また、ビジネスチャット機能を通じて、顧客からの問い合わせに迅速に対応できるでしょう。
費用面やサービス詳細はチャネルトークのホームページをご覧ください。
出典:料金ページを確認する|株式会社Channel Corporation
参照:https://channel.io/ja/pricing
サービス名 | チャネルトーク |
---|---|
初期費用 | なし |
月額 | 立ち上げ期の企業向け/2,700円、急成長中の企業向け/7,200円、年商10億以上の企業/要相談 |
特徴 | 企業の規模に合わせたサービス |
運営会社 | 株式会社Channel Corporation |
FastHelp5
FastHelp5は、様々な導入実績に基づき、コンタクトセンターの業務に欠かせない機能を標準機能として備えているため、すぐに利用できるでしょう。
情報を一元管理し、センター内外の関係者への速やかで確実な、蓄積データの全社共有を支援します。また、センターニーズにあわせた柔軟なカスタマイズ開発に対応しています。
費用面に関しては、FastHelp5の「お問い合わせ」からご覧いただけます。
出典:FastHelp5(CRMシステム)|テクマトリックス株式会社
参照:https://fastseries.jp/product/crm/fasthelp5/
サービス名 | FastHelp5 |
---|---|
初期費用 | 問い合わせ・資料請求が必要 |
月額 | 問い合わせ・資料請求が必要 |
特徴 | コールセンター業務に対応 |
運営会社 | テクマトリックス株式会社 |
Kairos3 SFA
Kairos3の導入メリットには、顧客ニーズに合ったリード管理が容易にできることがあります。顧客の属性だけでなく行動も考慮し、セグメント(あるまとまり)ごとに状況を把握できるレポート機能も備えています。
Kairos3はSFAツールとしても活用できるため、MAとの連携により営業活動に必要な顧客情報を効果的に共有・管理できるでしょう。
登録フォームや活動記録の自動反映、業種に応じた項目の追加が可能です。
出典:Kairos3 Salesの料金|CRM「Kairos3 」
参照:https://www.kairosmarketing.net/kairos3/pricing/sales
サービス名 | Kairos 3 Sales |
---|---|
初期費用 | 100,000円(税別) |
月額(5ユーザー) | 25,000円(税別) |
特徴 | 通常1〜2営業⽇でアカウント発⾏が可能 |
運営会社 | カイロスマーケティング株式会社 |
Mazrica Sales
Mazrica Salesには、「スタートアップ支援プラン」があり、サービスを最大50%割引で提供しています。
「Mazricaの提携先ベンチャーキャピタルから出資を受けている企業」や「設立5年以内」などのいくつかの条件はありますが、条件を満たせばお得なサービスとなっています。
Mazrica Salesは、営業案件の情報を一元管理し、自動で成果を最大化してくれるSFA/CRMです。
行動履歴や次のアクション、目標、リスクなどを連携して入力し、チームの知識を蓄積できます。チームメンバーに知識を提案し、組織力を高められるでしょう。進捗状況はカード形式で直感的に表示されます。
出典:料金プラン | SFA/CRMツールならMazrica Sales (旧Senses)
参照:https://product-senses.mazrica.com/pricing/
サービス名 | Mazrica Sales |
---|---|
初期費用 | なし |
月額(税抜) | Starter/27,500円(5ユーザー)・Growth/110,000円(10ユーザー)・Enterprise/330,000円(20ユーザー) |
特徴 | 無料トライアルあり |
運営会社 | 株式会社マツリカ |
coorum
coorumでは、顧客情報をCRMやマーケティングツール、会計・決済システムなどのデータから収集し、プロファイルを作成する「顧客プロファイルの管理」があります。
そして、自社サービスのアップデートを行っているか、継続利用しているかを管理し、解約の可能性を予測する「チャーンリスク管理」などもあります。
coorumは、「ライトプラン」・「スタンダードプラン」・「プロフェッショナルプラン」から自社にあったプランを選択することが可能です。詳細については、coorumホームページより問い合わせとなっています。
出典:coorum(コーラム)の特徴 |株式会社Asobica
参照:https://coorum.jp/about/
サービス名 | coorum |
---|---|
初期費用 | 問い合わせが必要 |
月額 | 問い合わせ必要 |
特徴 | 機能が多様 |
運営会社 | 株式会社Asobica |
Zendesk
企業側は、問い合わせを一元管理することができるだけでなく、顧客からの履歴を一覧で見ることも可能です。対応履歴を可視化し、対応状況を管理することで、対応漏れを防ぐことができます。
Zendeskは公式サイトから契約する場合はドル払いです。また、支払い方法も限られてくるため、注意が必要です。日本の公認プレミアパートナーの代理店を経由すると、Zendeskを日本円で支払うことが可能となります。
出典:料金プラン | Zendesk
参照:https://www.zendesk.co.jp/pricing/
サービス名 | Zendesk |
---|---|
初期費用 | なし |
月額 | Suite Team/55ドル、Suite Growth/89ドル、Suite Professional/115ドル、Suite Enterprise/要相談 |
特徴 | 14日間(2週間)の無料トライアルあり |
運営会社 | 株式会社Zendesk |
Beerfroth
Beerforthは、機能がセットになったプランが3つあります。それに加えて、メール配信やアクション分析、顧客支援など必要な機能ごとで金額が変化します。それぞれに必要なサービスだけを選択することができ、コストを最小限抑えることができるでしょう。
MA(マーケティングオートメーション)、CRM(顧客関係管理)、SFA(営業支援システム)を統合し、顧客の獲得から管理、維持、さらなる受注までをカバーします。
これにより、Webマーケティングを行ってこなかった企業は新たな戦略を展開でき、Webと既存活動の情報を統合することで効率化と売り上げの増大が期待されます。
出典:目的にそって選べる3つのプラン|株式会社ジード
参照:https://www.beerfroth.com/pricing.html
サービス名 | Beerfroth |
---|---|
初期費用 | なし |
月額(税込) | Basic/4,950円、Standard/21,450円、Profesional/39,600円 |
特徴 | 機能ごとで金額が変化 |
運営会社 | 株式会社ジード |
クラウドサービスサスケ
クラウドサービスサスケは、電話営業がメインの企業にもおすすめです。CRM、MAツールに加えて、CTI機能も備わっています。集められたデータ画面から、1クリックで簡単に電話発信が可能です。
社用携帯などを用意することなく、電話マーケティング環境が整えられるでしょう。
通話内容は録音され、内容がデータベースに登録されます。そのため、架電を多く行う担当者でも、記録に時間をかけることなく顧客に電話発信ができるでしょう。
出典:料金|株式会社インターパーク
参照:https://www.saaske.com/price/
サービス名 | クラウドサービスサスケ |
---|---|
初期費用 | なし |
月額(税抜) | 1,000円 / 1ユーザー |
特徴 | 電話営業メインの企業にもおすすめ |
運営会社 | 株式会社インターパーク |
顧客管理ツールを利用する3つのメリットとは
CRMツールを導入することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。CRMツールは多くの企業が提供しており、金額や機能もそれぞれです。
今から詳しく顧客管理ツールのメリットを紹介していきます。
顧客のニーズを営業で反映しやすくなる
インターネットやSNSの普及により、消費者のニーズや価値観は多様化しました。個々の顧客に満足度の高いサービスを提供するには、顧客のニーズを詳細に把握し、パーソナライズされた施策を展開する必要があります。
CRMには顧客の年齢、性別、購買履歴、問い合わせ履歴など、顧客ニーズを理解するための情報が蓄積されています。これにより、多様化した顧客ニーズへの適切な対応が可能となります。
顧客管理システムの導入により、多様な顧客情報を効果的に管理でき、分析を通じて顧客とのコミュニケーションをより精緻に行うことができます。
マーケティングの活動を支援する機能が付いている
CRMツールを利用すると、顧客情報を一元管理できます。この情報は社内で共有されるため、迅速な顧客対応が可能となります。CRMは個々の顧客だけでなく、全体の傾向も把握し分析できるため、新しいマーケティング戦略の立案に役立つでしょう。
既存顧客との信頼関係を築く際に得た知見は、見込み客や新規顧客へのマーケティングにも応用できます。価値の高い顧客の支持を得て新規顧客を獲得することで、効果的な顧客増加を実現し、コストを抑えつつ成果をあげられるでしょう。
複数の人がリアルタイムで顧客の情報を活用することができる
CRMに登録された情報はリアルタイムでシステムに反映され、戦略策定のスピードが向上します。他ツールなどの手法ではタイムラグが発生する心配がなく、情報共有が即座に行えます。
また、CRMは他部署とも共同利用可能であり、情報共有が効率的になります。異なる部署間での連携が容易になるため、顧客対応に関してより総合的で効果的なアプローチが可能となります。
顧客管理ツールを選ぶポイント
顧客管理ツールは多く存在しますが、それぞれのサービスによって金額や機能が少しずつ違ってきます。自社にあったツールを選ぶことが最適ですが、ツールの多様さから決めることができないという方も多いでしょう。
ここからは主な顧客管理ツールを選ぶ際のポイントを紹介します。
他のシステムと連携できるか
他システムとのデータの連携により、情報が一元管理され、未活用のデータも有効活用できます。部門間の情報が統合されると、リアルタイムに企業全体の情報が可視化されます。
複数のシステムを使う場合、データ入力や更新に手間がかかりますが、連携により一度の入力や更新で済み、業務効率が向上します。また、異なる形式のデータも統合できるため、編集や加工が不要です。
上記から経営者も実態把握でき、正確な経営判断が可能になるでしょう。
SFAの機能があるか
CRMは売上向上と経営戦略を立てるために顧客情報を活用する一方で、SFAは営業部門の効率化や顧客情報の集約化を目指す際に有用です。
特に新規起業企業などの既存顧客が少ない企業に適しています。SFAは営業担当者間の円滑な情報共有を促し、連絡漏れを防止します。また、営業ノウハウの共有により業務の効率化が図れるでしょう。
SFAにしかない機能もあるため、最近では、CRMとSFAを組み合わせたシステム導入もおすすめです。
サポート体制があるか
CRMの導入後、運用の確立や課題解決に時間がかかることは一般的です。特に、ITリソースが不足している場合は問題が解決されず、システムの活用が困難になることもあります。そのため、導入時にはサポート体制が整っているサービスを選ぶと安心です。
長期的な視野では、サポートを通じて社内のスキルを高めることも大切です。CRMの選定では、導入前のコンサルティングや運用後のサポートが重要です。さらに、カスタマイズやセキュリティ設定などの要望に応えられるかも確認しましょう。
サポートには有料のものもありますので、価格には注意が必要です。
操作画面が使いやすいか
顧客管理システム(CRM)は多くの社員が日常的に利用するため、操作のしやすさは不可欠な要素です。画面の使いやすさや入力の手軽さ、情報へのアクセスの速さなどを考慮しましょう。
また、運用後のデータ分析に役立つ機能も重要なため、データの整理や抽出、インポート・エクスポート機能なども確認します。システムを提供する多くの企業が無料トライアル期間を提供しているので、実際に試して、システムの使い勝手を確認しておきましょう。
必要な機能があるか
企業が提供する様々なCRMツールは、自社の課題解決に適しているかどうか、その機能が重要です。機能が多いだけでなく、適切な機能が備わっていることが重要です。機能が多すぎても、効果的な利用が難しくなるでしょう。
使いやすいシステムであることが、定着と日常的な利用に不可欠です。
複雑なインターフェースや情報の見にくさは、営業担当者に負担を与え、利用を妨げます。スマートフォンなどのモバイル端末での簡単な入力と操作が可能であることが重要です。
情報の可視化やデータ収集機能も大切ですが、適切な集計機能が必要です。現場で受け入れ可能な機能を備えたツールを選択しましょう。
使用したい機能があるか
機能が豊富であれば、多くのことができますが、必ずしも多機能であることが良いとは限りません。重要なのは、自社が求める機能が提供されているかどうかです。
不要な機能が多いと、使いづらくなり、定着を妨げてしまう可能性があります。また、使用しない機能に資金を投じるのはコストの無駄遣いとなります。そのため、自社の目的に適したシステムを選択することが重要です。
セキュリティ対策があるか
CRMは企業が顧客との関係を管理するためのツールであり、顧客データの収集、分析、共有を容易にします。しかし、顧客情報や機密情報を扱うため、セキュリティが極めて重要です。
不適切なセキュリティ対策では、データ漏洩やサイバー攻撃のリスクが高まります。契約情報などの機密情報が漏れれば、取引内容が漏洩し、情報が削除される恐れもあります。
顧客の連絡先が流出すれば、不正利用などのリスクが生じ、企業の信頼を失うことにもつながります。
顧客管理のツールを導入する時に気を付けること
顧客管理ツールの導入は、多くのメリットがありますが、もちろん良いことばかりではありません。
ツール導入の際に気をつけるべきことは主に「正しい使用方法を教えること」「効果の実感には日数がかかるということ」「導入には多大な資金が必要であること」です。
ここからは、それらに対する注意点と解決策を紹介します
使い方を教えなければならない
CRMシステムは、導入後、社員への教育が必須となります。あまりにも難しい場合、定着しないということも出てくるでしょう。
これを解決するには、製品の選定段階での操作性の確認が重要です。使いやすく、簡単に操作できる製品を選ぶことが必要です。
また、社内研修やマニュアル作成を検討し、明確な業務フローを整備することも効果的です。これにより、社員がよりスムーズにCRMを活用できる環境が整うでしょう。
効果はすぐに出ない
CRMの導入後、効果が見えるまでには時間がかかります。このシステムは顧客の満足度向上や新規顧客の獲得、既存顧客の維持を目指すものであり、即時の売上増加をもたらすわけではありません。
効果は長期間にわたって現れます。CRMの定着に向けては、業務フローの見直しやPDCAサイクルの活用が必要です。
効果が目に見えにくくても、継続的な運用が重要です。導入後は短期的な成果に惑わされず、着実に活用を進める体制が必要です。
導入にコストがかかる
CRMシステムの導入には、システム自体の費用だけでなく、業務フローの構築やユーザー教育などの追加費用も必要です。月額制の場合は運用や維持費用にも考慮すべきです。
解決策としては、まず導入による効果と費用を比較し、無料トライアルやお試し版を利用して実感することです。その上で、コストよりも効果を大きく感じた場合に導入することをおすすめします。
顧客管理ツールを導入しよう
現代企業にとって、CRMの導入は不可欠と言えます。顧客との関係を強化し、売り上げの持続的な成長を促すためです。市場の拡大に伴い、多くの企業がCRMを活用しています。
ただし、CRMの成功にはPDCAサイクルの継続的な運用が重要です。システムの導入だけでなく、施策の評価と改善が必要です。この取り組みにより、効果的な顧客管理が実現するでしょう。
CRMを活用することで、顧客の満足度を向上させながら業務効率化を図り、売上拡大を目指しましょう。機能や金額も違いがあるため、資料請求やトライアルで製品を詳しく知り、比較検討することがおすすめです。