企業が事業を拡大していくためには、様々なデータを活用・分析し、戦略を立てていく必要があります。特にデータを活用し分析していく事は今後の企業の成長にとって重要な事になります。
DXという言葉も最近よく耳にしますが、今後どこの企業もデータを活用し、新たな価値を生み出すことが必須になりつつあります。
あらゆる産業において、新たなデジタル技術を使ってこれまでにないビジネス・モデルを展開する新規参入者が登場し、ゲームチェンジが起ころうとしています。こうした中で、各企業は、競争力維持・強化のために、デジタルトランスフォーメーション(DX:Digital Transformation)をスピーディーに進めていくことが求められています。
経済産業省 産業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)推進施策について
このように経済産業省からDXの推進が発信されており、どの企業もDXの意識が高まる一方で、どのようにDXを進めるか?悩まれている企業も多いのではないでしょうか。
今回はDXを進める為に、まずデータの活用や分析をしていく便利なツールとして@pocketをご紹介します。
データを活用して自社を見える化していく事で、次に何を取り組むべきか考えるきっかけになっていきます。
目次
データ収集・分析の課題
ここではデータの活用における課題をいくつかご紹介します。
データを元に戦略へ落とし込めなていない
データを収集を行っても、具体的な対策に活用できていないようなケースもよく見かけます。
例えば販売管理など顧客の売上を管理するようなシステムを導入している企業は多いと思います。
そのデータを集計して自社の売上に対して、どこのお客様からの売上が高いのか?そのような集計は簡単にできます。
しかしそれが分かったところで、次に何をするか?が見えてきません。
このように上司から言われても、何をすればよいか担当者は分かりません。
「次の戦略はその企業に頑張って営業かけるぞ!」
ここの部分をもう少し具体的にしていくために、データを活用する必要があります。
例えば、売上の多い企業がどのような商品が売れているか?業種に偏りはないか?などその企業が売上が高い理由をデータから見つけていく必要があるのです。
必要なデータが無い
データを活用して新たな取り組みをするためには、様々な視点でデータを分析していく事が必要になります。しかしデータの内容が限られていると本当の課題が見えないようなケースも出てきます。
例えば先程の例のように、販売管理のデータを活用しようとして、業種別の売上推移を分析したいと思っても、販売管理に業種を管理する項目がなければ、集計ができません。
システムが老朽化すればするほど、そのような事は多くなり、システムからデータだけ出力しエクセルなどで、手作業での集計をするようなケースも出てきます。
システムに自由度が無い
最近は様々なシステムメーカーから便利なシステムが提供されており柔軟性の高いシステムも多くなってきましたが、少し前まで顧客管理なら顧客管理専用のシステムとしてそれ以外の管理項目などは管理できないような仕組みも多くありました。
またパッケージのシステムに合わせようとすると、どうしても自社の運用が煩雑になるため、独自のシステムをメーカーに依頼して開発して利用されているような企業も多いのではないでしょうか。
そのようなシステムの場合、新たに管理項目を追加しようと思えば、カスタマイズ費用がかかったりと集計をする為に、コストがかかってしまいます。
またシステム自体が老朽化してくると、そのシステムがブラックボックス化となり、コストをかけてもメーカーで対応できないような事も発生してきます。
このような状態になるとデータの活用が難しくなり、DXが進みづらい状態になっていってしまうのです。
@pocketを活用して社内のデータを集約
@pocketは様々な業務アプリを誰でも簡単に作成できるノーコード開発ツールです。
データ連携用のAPIを公開しているので、他のシステムとの連携もスムーズに行えます。またcsvやエクセルデータをそのままデータとしてインポートできるので、APIでの連携開発が難しいようなお客様は、手動でよければデータ連携が簡単にできます。
最近はRPAを利用されている方も多くなってきましたが、RPAなどの活用も有効です。
販売管理や案件管理などのデータを@pokcetに取り込み、顧客と案件との関連性を分析するような事も簡単に行う事ができます。
また販売管理から取り込んだ顧客データと@pocketで作成した問い合わせ管理アプリを連携させ、顧客別の問い合わせ記録なども利用することが簡単にできます。
項目設定が自由
@pocketは簡単に管理する項目を自由に追加ができます。販売管理から取り込んだデータをもとに、管理項目を追加し販売管理だけでは管理できないデータを収集していく事も可能です。
販売管理を入れ替えるのは大変ですが、@pocketならその時のニーズに合わせて項目の追加や変更が誰でも簡単に行えるので、状況に合わせてスムーズにデータ分析ができるようになります。
簡単操作の@pocket紹介動画
@pocketで様々データをタイムリーに分析
@pocketは集計情報をポータル画面に表示させることができます。
@pocketにログインすれば、今月の売上情報や営業担当者別の受注状況など、経営者やマネージャーが見たい情報をいつでも簡単に確認ができるようになります。
また@pocketはクラウドサービスですので、外出先からスマートフォンで閲覧も可能で、テレワークなどには最適なツールになります。
まとめ
企業には様々なシステムが混在しています。例えば売上を管理するような販売管理システムや営業の活動を管理するSFAやCRMのようなシステムもあります。勤怠管理のシステムや会計システム、またグループウェアのようなコミュニケーションシステムなど、様々なシステムを活用している企業は多いのではないでしょうか。
そのような様々なシステムのデータを活用して、集計・分析を進めていく事で新しい価値を作っていく事ができるようになります。
まずは社内システムに登録されているデータを@pocketに連携させ、DXにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
データを分析すると、売上の多い企業が分かった!
次の戦略はその企業に頑張って営業かけるぞ!