- 業務アプリ作成ツールの@pocket
- 導入事例
- 東京吉岡株式会社 様の導入事例
IEからのリプレースで、効率性・拡張性の高いシステムを構築
- 社名
- 東京吉岡株式会社
- 業種
- 製造業
- 課題
-
IE廃止後の代替システムを検討
スムーズに動く効率のいいシステムにしたい
機能追加やカスタマイズに柔軟に対応したい
主な作成アプリ
見積書作成アプリ
請求書作成アプリ
運転日報アプリ
- IE廃止に伴い、IEで動くシステムをリプレースする必要がある
- 検索に時間がかかり、操作量も多いシステムを見直したい
- 拡張ができないシステムを見直したい
- @pocketでIEで動いていたシステムをアプリ化。IEを使わないシステム構築ができた。
- 従来のシステムより軽快でかつ、UI/UXを見直すことで操作量も減った
- @アプリ作成やカスタマイズをすることで、より使いやすいシステムが作れた
- ポータルサイトとして社内の情報を集約していきたい
東京吉岡株式会社 様の導入事例
「洋服につけるタグ、ネームを通じて、お客様のブランディングのお手伝いを行っている」東京吉岡株式会社(Webサイト)。
@pocketは、Microsoft社のブラウザInternet Explorer(以下IE)のサービス終了に伴う請求書・見積書作成システムのリプレースとして導入され、今現在はポータルサイトとしての利用など様々な用途での使用の検討が進められている。
今回@pocket導入に至った経緯と今後の活用について、情報システム部 課長 村瀨 徹 氏に伺った。
IE終了に伴うリプレースと旧システムの課題
「ブラウザ上で見積書、請求書を作成する社内システムがありましたが、IEにのみ対応していたので、IE廃止後の代替システムの模索をしていました」と村瀬氏。IEを使わないシステムへのリプレースに迫られていた。
また旧システムは「検索に時間はかかるし、見積書を作成するまでの操作量も多く、非効率なシステム(村瀬氏)」という、古いシステムならではの悩みもあった。
効率が悪いシステムだと不満に思っても、機能追加やカスタマイズもできない。リプレースにあたってはこれらも解消し、効率的で拡張性の高いシステムにしたいと考えていた。
@pocket導入までの経緯について
システムを探している中、アイアットOECよりノーコードツール【@pocket】の紹介を受けた。
もともとアイアットOECが提供する、クラウドサービスWaWaOfficeシリーズのユーザーであった東京吉岡。「WaWaOfficeは使いやすく、サポート体制にもすごく満足している。@pocketというツールも使いやすいのであれば問題ないのではないか」と考えた村瀬氏。
@pocketの説明を聞き、無料トライアルを触ってみたところ、使いやすいし思ったことが実現できそうだという手応えを感じた。何より「色々なところで使えそうな点が良かった(村瀬氏)」といい、今回のリプレース以外への活用にも期待されて導入に至った。
@pocket導入後、効率的かつ拡張性の高いシステムへ
システムのリプレースのため、大きく仕組みが変わるわけではないが、旧システムで出来ていたことは@pocketで実現できている。
また旧システムの悩みであった、検索に時間がかかり操作量も多いという不満点は解消できた。動作は劇的に変わり、軽快な動作に満足している。機能追加やカスタマイズも@pocketは容易にできた。その点も満足しているとのことだ。
またアプリ作成やカスタマイズが容易な@pocketなので、見積書アプリにも画像を入れられるようにしてみるなど工夫を盛り込んで運用も始めた。 「洋服に付けるタグは同じブランド名だけどデザインが違うというのが多い。名前ではわからないことが多いが、画像が付いていればわかりやすい」と村瀬氏。見積書に画像を付けられるメリットは十分あるとのことだ。
そのようなカスタマイズが@pocketを導入したことでできている。システム選定にあたって考えていた、効率的かつ拡張性の高いシステムの導入について実現できた。
スムーズな運用開始
システムのリプレースの際は現場の利用者から問い合わせが多々発生することがあるが「@pocketはわかりやすいツールのため、想像しているより現場からの問い合わせはありませんでした」と村瀬氏。
@pocketはレイアウトや項目を簡単に設定できるが、村瀬氏がその機能を用いて実際の操作をイメージした項目の並び順などを設定したため、利用者が違和感なく使用できる「使いやすいアプリ」が作れたことも要因だ。
わかりやすい画面、使いやすいアプリで、社内浸透も想像以上にスムーズに進み、問題無く@pocketでの運用を始められたとのことだ。
今後の活用について
今回やむを得ない状況から始まったシステム探しだが、@pocket導入後は運転日報アプリなどその他にもアプリを作成し、今はさらに先を考えた運用の検討に入っている。
特に@pocketはポータルサイトとして優れていると感じた村瀬氏。@pocketに情報を集約することで社内の情報共有や活用を進められるのではないかと検討中とのことだ。
「お客様が構築されたブランドの価値を高め、さらなる共感や信頼が得られるよう、ひとつひとつ丁寧に 取り組んでいく」活動を日々行っている東京吉岡。 その活動を社内から支える一つのシステムとして、@pocketを今後も活用していきたいと今回取材にて伺った。
参考:アプリ作成時に気をつけている点
この取材にあたって、村瀬氏に@pocketでのアプリ作成で気をつけている点をお聞きした。
1点目は、手入力をなるべく避ける。内容が決まっている項目であれば、選択式の項目にして入力の手間や入力の揺れを避けること。
2点目は、検索の利用だ。「@pocketは検索の機能も使いやすいので、メモがかける項目(備考欄)を作成して、検索できるようにしておくようにしています」と村瀬氏。
備考欄にキーワードを入れておくことで、あとで探しやすいように工夫しているとのことだ。